モンテッソーリ教育 クラスの特徴
- 縦割り異年齢保育。
- 体系化された教具・教材がある。
- 自分で選択した活動を通して、自分の興味を深く探求できる。
モンテッソーリ教育で育つもの
それぞれの敏感期に応じた教育
0歳から3歳までに現れる敏感期
感覚の敏感期 | 五感を使った体験から、印象を吸収したいと思う時期です。 |
運動の敏感期 | ずりばい、はいはい、立つ、歩く、物をつかむ、つまむなど、あらゆる基本的な動きを獲得する時期です。 |
言語の敏感期 | 話し言葉の敏感期です。
|
秩序の敏感期 | 所有者、順番、場所などあらゆることに「いつもと同じ」を求めてこだわろうとします。 自分が安心して動くために、秩序をてがかりとしています。秩序を見出すと安定して行動できるようになっていきます。(ピークは2歳前後)
|
当園の取り組み
人生の中で最も吸収力が高いこの時期は、無意識のうちに膨大な情報を吸収していきます。
こども自身の能力を発揮させるように、さまざまな取り組みを行います。
粗大運動の活動
ずりばい、はいはい、立つ、歩くなどの基本的な運動の獲得を促します。
微細運動の活動
物をつかむ、つまむなどの細かな動作の獲得を目指します。
日常生活の練習
自分で着替えたり食べたりすることの練習、排泄の練習、生き物の世話や栽培、掃除やお料理のお手伝いをします。
言語教育(言葉のシャワー)
言語を吸収している時期なので、暖かい言葉をかけます。
楽しくおしゃべりすることで、心を通わせることの楽しさや語彙の拡充をしていきます。
感覚教育
「水道の水をこの入れ物のこの線で止める」や、「紐通しをこの穴に入れる」など、目と手の協応を鍛えます。
音楽
楽器の音やリズムを知り、音に合わせて身体を動かすことでさまざまな動作を覚えます。
美術
いろいろな素材や道具を知り、自己表現力の拡大につなげます。
3歳から6歳までに現れる敏感期
感覚の敏感期 | それまでに獲得した感覚器官を洗練して整理していきたいと思う時期です。 |
運動の敏感期 | バランスをとる、重い物を運ぶ、手首や腕や手先、身体全体を使うなど、ありとあらゆる動きを習得して洗練するためにくりかえし動きたがります。 |
言語の敏感期 | 書くこと、読むことの敏感期です。
|
当園の取り組み
0歳から3歳までの間に無意識のうちに吸収した事柄を、意識的に構築していく時期です。
こども自身が習得した能力を洗練させていけるように、さまざまな取り組みを行っています。
日常生活の練習
より実生活と密接に関連する事柄を学びます。
自分のことを自分ですることで、集中力・達成感・自己肯定感を育み、自立に向けた大きな一歩を踏み出します。
自分のことを自分ですることで、集中力・達成感・自己肯定感を育み、自立に向けた大きな一歩を踏み出します。
感覚教育
この頃になると、外界の情報を得るための感覚器官がほぼ発達を遂げます。
さまざまな教具を用いて感覚器官を洗練させることで、言語・算数・文化教育の根幹を築きます。
言語教育
ただ聞くこと・ただ話すことがメインだった時期から、言葉を使って論理的に考えられる時期になります。発達段階に合わせて書くこと、読むことへと発展させていきます。
算数教育
この時期になると数字への興味が高まってきます。ただ言葉だけで覚えるのではなく、数量が示された教具を用いて算数教育を行うことで、感覚を養います。
文化教育
言語教育と算数教育以外の幅広い分野を文化教育と位置付けています。小学校の社会科や理科に該当するような分野です。こどもの好奇心・知識欲を育てるために、さまざまな興味の種を蒔きます。