保育目標 | ||||||||
●心身の健全な成長と調和的な発達をはかる | ||||||||
●基本的な生活習慣や生活態度を確立させる | ||||||||
●豊かな情操、思考力の基礎、道徳性の芽生えをつちかう | ||||||||
●個性を尊重しつつ社会性の涵養をはかる | ||||||||
保育方針 | ||||||||
≪子どもの芽吹き、開花≫ | ||||||||
子どもは、たった1つの細胞(受精卵)が、おかあさんのお腹の海の中で、太古の | ||||||||
昔からの進化の歴史 | ||||||||
(海の中のプランクトンから魚類、爬虫類、(鳥類)、両生類、哺乳類へ)を | ||||||||
しっかりたどって、大人と同じ100億個以上の脳細胞を持って人類の赤ちゃんとして | ||||||||
生まれて来ます。 | ||||||||
そして、その赤ちゃんがしっかりした大人の人間になるまで、その育ちのプログラムは | ||||||||
続きます。 | ||||||||
私たち大人は、自然が用意してくれた大切な育ちのプログラム | ||||||||
(ひとり、ひとり微妙に違います)を邪魔しないように、子ども達が自分を育てる | ||||||||
環境を整え、育ちの援助をしてまいります。 | ||||||||
≪子どもから引き出す生活総合保育≫ | ||||||||
子どもたちは日常生活の中で、 | ||||||||
●運動…腕や足、指など肉体のコントロール、体力、バランス感覚 | ||||||||
●感覚…視覚、触覚、味覚、嗅覚、聴覚 | ||||||||
●文化…生活、食事、社会、情緒、音楽、美術、表現活動 | ||||||||
●数…秩序、観察、空間把握、理論性、予測、科学、生物 | ||||||||
●言語…コミュニケーション、自己教育、書く、読む、想像、創造 | ||||||||
など様々な発見、体験をして、自分のものにして、喜びの中で自分自身のこころと | ||||||||
体、精神を創造していきます。 | ||||||||
≪子どもの心、育ちを見つめる観察・かかわり方≫ | ||||||||
子どもの育ちのプログラムを頭に入れて観察することにより、個人差のあるそれぞれの | ||||||||
発達のタイミングに適切な援助をすることができます。そしてコミュニケーションの場面 | ||||||||
では、子どもたちのことばをそのまま受け止め、想像力を働かせて子どもの本当に言いたい | ||||||||
ことを返していくことにより、こころを通わせ理解を深め、信頼関係を築いていきます。 | ||||||||
さらに基礎があるから発展させることもできます。 | ||||||||
≪自由・愛・平和≫ | ||||||||
保育園の生活において子どもたちは、環境(仲間も含めて)を通して「自分づくり」を | ||||||||
実現していきます。 | ||||||||
音楽、芸術、スポーツ、科学、楽しみながら、育ちざかりの脳も存分に使って自分の | ||||||||
意志でコントロールし、心と精神を整えて、素敵な仲間になって行きたいと思います。 | ||||||||
≪自立≫ | ||||||||
自分のことは自分でできるようになる事。狭くは着脱。排泄。大きく生活全般。問題が | ||||||||
起こっても人のせいにするのではなく、自分で工夫して乗り越え、解決して、 | ||||||||
より自信をつけ、自己信頼を生みます。また、自分が役立つという自信が友達の |
≪自律≫ | |||||||
人に指示されてするのではなく、自分で意識して考え、判断して行動することができる | |||||||
ことをいいます。「人の話を聞くときには、自分は黙る。」「花が生けてあったら、 | |||||||
ぶつからないように静かに歩く・」「困っている子がいたら、助けてあげる。」ことの | |||||||
できる子どもを育てます。 | |||||||
≪自由≫ | |||||||
本当の自由は、わがまま勝手に人の迷惑なことをすることではありません。自分が一番 | |||||||
したいことを選び出す力があれば、したいことを思う存分できる幸せが待っています。 | |||||||
「自分も幸せ、友だちも幸せ」になるために協力すると、自然とルールが生まれます。 | |||||||
ルールは縛るものではなく、みんなが幸せになるためのものです。 | |||||||